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基本論理回路について、「ベン図」を用いて説明することが多いと思います。
ベン図とは、集合の交わりなどの関係を視覚的に表した図のことです。
![ベン図.png](https://static.wixstatic.com/media/e3bb4d_16526ff8752644beb28b2102e74ed69e~mv2.png/v1/fill/w_568,h_392,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/%E3%83%99%E3%83%B3%E5%9B%B3.png)
上記のようなベン図を作成するには、論理演算で結果を出さなければいけません。
論理演算とは、論理式において命題を記号で表したものです。
論理式とは、論理記号を用い、いくつかの命題を組み合わせた式のことです。
命題とは真と偽の性質を持つもの、例えば「1=ON=TRUE(真)=5V」、「0=OFF=FALSE(偽)=0V」とみなし、このような言語や式によって「ある判断」をします。
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![卒制パネル_04.png](https://static.wixstatic.com/media/e3bb4d_efdd71ea86bf4e8c8188290a112c6c85~mv2.png/v1/fill/w_200,h_200,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,blur_3,enc_auto/%E5%8D%92%E5%88%B6%E3%83%91%E3%83%8D%E3%83%AB_04.png)
このように論理演算は、「真=条件が成立した」、「偽=条件が成立しない」という2通りの値を用いる演算であることがわかります。
この真偽値を用いる「ある判断」とは何でしょうか。
AIとは、Artificial Intelligence(人工知能)の略で明確な定義は存在していません。AIは近年、人間の脳に近い仕組みで学習できるようになりましたが、まだ「できること」と「できないこと」があります。人間が指示を出す、論理や判断基準を示す場合がほとんどでしょう。
例えば「もし数学が80点以上なら、かつ情報が80点以上なら・・そうでない場合は・・」という結果を出したい場合、真偽値を用いることができますね。この場合は、条件を判断するときに使う「IF」という関数を用います。
IF 関数では、論理演算子である論理積=AND、論理和=OR、否定=NOTなどを組み合わせた論理式で判断を行い、「真=条件が成立した」、「偽=条件が成立しない」という結果を出します。IF関数は論理式・真・偽の3つで構成されているということですね。
「もし(IF)数学が80点以上なら、かつ(AND)情報が80点以上なら」という論理式の場合、真(条件が成立した)、そうでない場合は、偽(条件が成立しない)という結果を出します。
「もし(IF)数学が80点以上なら、または(OR)情報が80点以上なら」という論理式の場合、真(条件が成立した)、そうでない場合は、偽(条件が成立しない)という結果を出します。
その他にどんな「判断」があるか考えてみましょう。
このように「1=ON=TRUE(真)=5V」と「0=OFF=FALSE(偽)=0V」の対応付けを行うビット演算も、コンピュータ上で行われる演算の一つなのです。
では、色や形を使って覚えてみましょう。
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例えば、こんなふうに。文字や形をクリックしましょう。
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